@高松☆☆野田塾

小中学生対象の学習塾にて奮闘の日々

個別指導って言っていいのは

私は過去に個別指導の塾で講師として4年ほどアルバイトしておりました。

そこは生徒が非常に多くて、一度に3人の生徒を受け持つのが常でした。

1コマ90分。まんべんなく、えこひいきなく、順番に生徒を見なければなりません。

単純に、横についてみてあげられるのは一人30分ということですね。

まあ、問題を解かせている間に次の生徒へ・・という形ですが、もやもやしたものはありました。私自身が飲み込みが悪く引っ込み思案な子だったので、もしこういう塾に通っていたらわからないところを聞いたり先生と話すことは出来なかっただろうなと思い、その塾では努めて生徒に話しかけたり、わからないのをこちらが見つけて、わからん?などと聞いて教えておりました。

でも過保護ですよねーー。実際、塾に来てイスに座って、筆箱もワークも何も出さずぼうっとしている子が目立ちました。出してって指示しないとダメなんです。

あと、理解が早くてどんどん進める子となんにもわからず止まってしまってる子と、差が出るのは当然で、ついついわかってない子のところに長く留まってしまうのでした。

塾側としては、同じ月謝をもらっているのだから同じ時間だけ同じように指導してくれということを厳しくバイトに課すのです。勉強の教え方うんぬんよりそっちが大事なようでした。わかる、わかりますよ。教室運営、ビジネス的に大変よくできています。

が、もやもやしたものがあったのです。

 

現在私の塾では、小学生は少人数指導、という形で3人までいっぺんにみております。ひとりひとり順番に回りますので、学年バラバラ教科バラバラでもみることができます。

一方中学生は、基本的に一度にみるのは1人ないし2人までに決めています。

もちろん個別指導で一人一人じっくり指導します。

 

やってみてわかるのですが、一度に3人はキツイです。個別指導と言っていいかと言われたら、一応言っていいんだと思います。が、もう4人になったら個別指導はできないと思います。もはや集団、一斉授業という形になるでしょう。

わたしの中の基準ですけど。

今の私の決めた基準では、中学生の個別指導は一度に2人までとしています。

なおその2人は友達じゃないことが望ましいですね。

過保護にならないように注意していますが、なかなか難しいです。個別指導という指導スタイル自体が過保護ですから(笑)

また、集団授業向けの子と、個別指導が向いてる子がいるのは事実で、ご本人と保護者の方の見極めが大切です。もちろん費用から言うと個別指導の方が¥高いですから。