@高松☆☆野田塾

小中学生対象の学習塾にて奮闘の日々

試験監督のバイト

 かつて、8年ほど前になりますか、、

塾講師のかたわら、試験監督のアルバイトをたまにしておりました。

これは人材派遣会社から単発で仕事依頼がくるのですが、

初めて試験監督をしたのは、確か 宅建の資格試験だったと思います。

たいてい日曜日で、ほかには電気関係の資格、大学入試 など。

仕事自体はラクなんですが まる一日つぶれて、神経を使い結構疲れました。

だからその仕事は5回くらいしか行っていません。だんだん依頼もなくなったし。

仕事内容は想像通りで、テスト用紙を配る、受験票と本人のチェック、テストが始まればじっとしておく(寝たらダメ!)終わる前に残り時間のアナウンス、終われば答案用紙の回収、確認 がおもな流れです。

 

そのように数えるほどしか行ってないのに、え?というような経験をしました。

エピソード2つあります。

まずは、ある資格試験のとき

 私はメインの監督だったのですが、一緒に教室にいてくれるサブの方が・・。

説明会のときからちょっと様子がおかしくて、前もって渡されていた説明書にいっぱい書き込みがあり、また名前を尋ねると返事がないのです。

うん?と思って顔をじっと見ましたが普通の女性。

書き込みも目を凝らして見るとどうやら英語。顔、日本人女性。

一緒に教室まで移動するときにもしかして?と思い「英語で話した方がいい?」と英語で聞くと泣き笑いのような笑顔で「Yes, please!!」と。

おいおい、受験生日本人だらけだぞ・・・派遣会社はなんでこの人にこの仕事を依頼したんだ?

時間がどんどん過ぎていき、慌てて会場の準備です。

私だってその試験も会場も初めてのことだし、時間がなくてパニックになって、仕事を英語で指示することまではできませんでした。

彼女にトイレの場所を聞く受験生がいて、もちろん聞き取れないし教えられません。私がとんでって案内したり。

・・・むちゃくちゃ疲れました。

 

彼女はほかの仕事をしたらもっと力を発揮できたと思います。帰国子女って言ってたかな、違う形で出会えたら友達になれたかも。

 英会話、英語力、英語くらいは・・と言うけれど、必要なときに必要な英語力がほしいのであって、この場合は無駄な能力、もっと言えば逆に迷惑・・・でした。