@高松☆☆野田塾

小中学生対象の学習塾にて奮闘の日々

子どもを台所に立たせよう   2014/10/01

今日は小学校の参観日でした♪
いつもは参加しない講演会に、何の気なしに参加してみました。

タイトルは「子どもを台所に立たせよう」

書籍もたくさん出版されて全国を講演にまわってらっしゃる竹下和男先生。

あの有名な「はなちゃんのみそ汁」のスライドなども交え、「今日みなさんと会えるのは最初で最後かもしれないからほんとの最後と思ってしゃべる」とおっしゃる先生の口からは言いたいことがあふれでてくるようでした。
涙、涙・・・です。大切なことを忘れていたような気がします・・・


うちの子供男の子2人なんですが、赤ちゃんのときそれはそれはひどいアトピー性皮膚炎に悩まされていました。特に長男は、外に連れて出ていたら、よそのおばさんに「どしたんその顔!」と言われるなど「可愛い」なんて言われたことがないほどでした。

むちゃむちゃ悩んだ私は病院に連れて行きステロイドを処方され綺麗に治ったため、魔法の薬や~と全身ステロイドを塗る毎日でした。そしたらだんだん薬って効かなくなるんですね、どんどん強いものにされました。

1歳になったくらいから私も次第にこわくなりその頃からアトピーという病気について勉強するようになりました。
そして塩素入りの水道水をやめ、きれいな水をたっぷり飲ませ、栄養をしっかりとらせることに力を注ぎました。あまり料理は好きじゃなかったけど背に腹はかえられません、おやつにいたるまで手作りのものを食べさせました。

そうすると掻きむしって血が滲んでいた皮膚はどんどんキレイになり、よく風邪をひいていたのが丈夫になりました。それはもうすごい変化でした。二人目も赤ちゃんのときはどろどろの皮膚でどんな顔してるのかわからないくらいでしたが長男のときと同じように(ステロイドは一切使いませんでしたが)必死になって口に入れるものを気をつけました。
のちのち考えると、母であるわたしの妊娠するまでの食生活がいかに悪かったか、ですね。おっぱいはまさに毒乳であったのではないかと。なぜなら独身のときの私は料理なんて出来ないしほとんど外食、外人と張り合って酒を飲む日々だったのですから。猛烈に反省しました(ノω・、) 

聞く話によると、女性は妊娠するまでの5年間の食生活が赤ちゃんに多大な影響を与えるそうです。健康な赤ちゃんを産むには5年間気をつけないといけないそうです、パパも。

 

今日の講演では、小さい頃の食生活が大人になるとどんな影響を与えるか、ということも話して下さいました。驚きの女子大生の食事!朝チョコとパンとヨーグルト、昼菓子パンとジュース、夜ごはんと納豆、アイスクリーム みたいな日々が続きます。でも私も大学の頃はこうだったかも・・・なんて。

親が子供に「食事を作るのはあなたの仕事じゃないから」と全部やってあげてたらこうなりがちだそうです。こういう事態を招かないようにするためにも小さいうちから台所に立たすのが一つの有効な方法なんですね。なるほどー。さっきの女子大生は将来赤ちゃん産めるのだろうか、と心配になりました。

わたしはそんな風にアトピーと闘ってきましたが、実は中1と小4になった今も続いていて、ちょっと手を抜くとてきめんに出てくるのです、ぜんそく気味になったりじんましんが出たり。二人とも、病院で検査したら卵のアレルギーだったのですが、私が感じるところ、たぶん化学物質全般のアレルギーではないかと。卵にも入っている可能性大ですよね、親鶏のエサに。またそれはスナック菓子、買って来たお惣菜、安い調味料、外食、そして空気からも体内に入り悪さをします。だから毎日のごはんは、できる限り化学物質が入らないように本当に気をつけています。

それが最近疲れてきていたのです。だってお金かかるし手間もかかる、完璧にしようとは思っていませんがそれなりにいつも気にしていないとダメ・・・疲れますよホント。
だけど今日の講演を聞いて、間違ってない、がんばろう!と思えました。あと、台所に立たせてみよう、とも。ありがとうございましたm(_ _)m